看護師という職業に憧れる方も多いと思いますが、看護師として免許を取得するためには国家試験を受ける必要があります。ただ、看護師免許には准看護師免許と正看護師免許があり、国家試験が必要なのは正看護師免許の方です。
准看護師も正看護師も仕事内容としてはほとんど変わりはありませんが、正看護師の方が待遇面で優遇されたり、転職や再就職にも有利という点から准看護師免許を持っていても国家試験にチャレンジする方は多くなっているのです。
看護師という職種がなぜ国家試験という難しい試験になっているかというと、やはり命に関わりの深い職種だからだと言えるでしょう。医師の許可がなけ れば医療行為を行うことは出来ませんが、薬の投与や重症患者のケアなど看護師の仕事は大変責任のあるものとなっています。自分のミス一つで命が危険にさら されることもあるので、絶対にミスは出来ないのです。そのため、国家試験という年1度しか開催されない試験にして、難易度も高くし、それなりの知識と技術を持ち、努力したものだけが仕事に就けるようにしているのです。
もちろん国家試験に受かったからといってその後全く勉強しなくてよいということではありません。医療は日々進歩していることからも看護師は最新の医療知識や技術を常に把握しておく必要があります。看護師として働くようになってからも日々勉強だと言えるでしょう。
看護師の国家試験では10科目の学科試験の他に論作文や面接がある場合があります。国家試験を受けるための受験資格も厳しく規制されているので該当するかどうかきちんと確認しておきましょう。
また、国家試験の勉強方法も様々なものがあります。学校に通うのも良いですし、独学で行う方もいます。社会人になってから看護師を目指すと言う方は ほとんどが独学となっているので、看護師国家試験の専門サイトなどを参考にして情報収集をしっかりと行っていきましょう。年に1度しか開催されないということを念頭において、1年間勉強を頑張っていきましょう。
看護師国家試験について
看護師の国家試験は、毎年1回、2月下旬の日曜日に行われます。
午前と午後の1日をかけて、筆記試験が行われます。
看護師国家試験の範囲
試験範囲科目は下記の10科目です。
1.人体の構造と機能
2.疾病の成り立ちと回復の促進
3.社会保障制度と生活者の健康
4.基礎看護学
5.在宅看護論
6.成人看護学
7.老年看護学
8.小児看護学
9.母性看護学
10.精神看護学
これらの科目の問題が、午前、午後を通してランダムに出題されます。
また、問題の種類としては、看護師として重要な基本事項を問う必須問題と、
一般問題、そして、想定された現場シーンで状況判断を問う状況設定問題があり、
4者択一や5者択一の選択形式で行われます。
合格のために必要な点数
合格するためのボーダーラインは、
必修問題は80%以上、一般問題と状況設定問題は問題の難易度など、その年によって異なりますが、平均して60%から70%の正解率が必要になります。合格に向けて、ひたすら勉強するしかありませんが、過去問を解いて、出題傾向をつかんだり、公開模試も実施されていますので、積極的に参加して、自分の足りないところを確認したりするのもよいでしょう。
新卒の合格率は90%を超えています。看護学校の勉強をしっかりやっていれば、合格も夢ではありません。合格発表は、1ヵ月後の3月下旬です。
卒業と同時に看護師免許も取得して、春を迎えられるといいですね。
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